川西・猪名川スタディマガジンVol.4 〜いなぼう学力アッププラン〜

こんにちは。スタッフの本藤です。川西市と猪名川町の皆さんへ勉強で役に立つ情報をお届けします！

今回は、猪名川町の教育について一緒に考えてみます。
猪名川町の平成30年度の全国学力・学習調査および生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査結果を読んでみますと、猪名川町の学力については、
「概ね全国の平均的な知識は有しており、活用（知識や技能を活用する力）が課題」となっていました。
全国の平均的な知識を有していると言うのは、素晴らしいことです。
一方で知識を活用する力を育むところが今後の課題となっていました。
確かに、現在の学習はアクティブラーニングと言われている様に
有している知識をどの様に社会で活用していける子供を育てるかと言うことは、日本全国の課題と言えます。

また、猪名川町では真摯に子供達の課題と向き合っている様です。
アンケートの質問に対して
・家で、自分で計画を立てて勉強をしている。
・家で、学校の授業の予習・復習をしている。 
・学校の授業時間以外に、平日、１日当たり３０分以上読書する。
ことが全体的に肯定的ではなかったと結果が出ています。
この課題に対して、猪名川町では、「いなぼう学力アッププラン」を実施し、
以下の取り組みを行なっています。
・読書活動の推進 ：校図書 館司書及び学校図書館支援員を配置
・町学習到達度調査の実施及 び活用：全小５児童（国・算）・中２生徒（国・数・英）を対象に、 町独自で学習到達度調査を実施するとともに、調査結果を分析 し、学習評価支援システムを有効活用することにより、児童生 徒の学力向上を図る。 また、児童生徒の家庭・学校・地域における生活実態調査を 実施し、その結果も併せて分析し、児童生徒の学習支援に役立 てる。
・いなぼう学習タイム ～ 放課後の補充学習における 学習サポーター派遣事業 ～
小・中学校の児童生徒の学力向上に向けて、小学校において は国語・算数、中学校においては国語・数学・英語の各教科の 基礎・基本の定着に課題のある児童生徒への個別の学習支援が 必要である。 このことから、小・中学校を対象に、放課後における補充学 習の時間に、「学習サポーター」を派遣し、児童生徒への適切 な学習支援を行い、基礎・基本の確実な定着を図る。

この他にも様々な取り組みにより、予算を教育に使っています。
教育への予算をしっかり割いている町と言う印象です。

猪名川町のお子様達の学習の場を、しっかり私たちも提供したい。
そんな身の引き締まる様な気持ちになり、改めてこの地域で学習塾を行なっている意義や使命を考えさせられました。

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