2020.05.30
こんにちは。
川西市の個別進学塾ipsim(イプシム)です。
川西市と猪名川町の皆さんへ勉強で 役に立つ情報をお届けします!
緊急事態宣言が明け、アフターコロナ、ウィズコロナという言葉が巷間、
新聞紙面などで見るようになりましたが、アフターコロナの学校教育について考えてみたいと思います。
フィンランドは、1990年代のICT活用改革により、
コロナウイルスの影響前からすでに、
すべての学校において生徒1人1台のノートパソコンかタブレットの
デバイスが普及していて、学校内のWi-Fiも完備されていました。
YouTubeの映像なども授業で活用されています。
フィンランドは、実際3月18日から遠隔の授業を始めたそうで、ICTを以前から活用しているので、上手くいっているのではないかと思いそうですが、
なかなか現場では大変の様です。
実際に、LIVE授業を行うと、生徒同士が、マイクをミュートにしたりと
授業がうまく進まないことも多く、課題を多く出して、生徒をそちらに
集中させるというやり方からスタートしたそうです。
日頃の授業でICTを活用している国ですら、遠隔の授業となるとかなり苦戦を強いられたようです。
ICTとは、上記の略です。
「情報伝達技術」と訳されます。
ITとほぼ同義ですが、ICTでは情報・知識の共有に焦点を当てており、
「人と人」「人とモノ」の情報伝達といった「コミュニケーション」がより強調されています。
そして、来る5G時代において、コミュニケーションはインターネットを通じて
行うことがさらに一般的になります。
学校現場でも、アフターコロナ、ウィズコロナの中で、ICTを使った授業は、
切っても切り離せない状況になると考えられます。
黒板から電子黒板、ノートや教科書はタブレットで。ICT先進国では、
当たり前のように活用されています。
ICT教育と言っても、デバイスやネット環境が整えば、すぐに始められるわけではないということは、証左です。
それを活用する現場の先生方、生徒たちに遠隔という事による負担をかけない
授業の進め方。セキュリティなどの運用面。課題はありますが、
今般の新型ウイルス感染症に伴う、ソーシャルディスタンスという考えは今後も
浸透していくでしょうし、いつ第2波が来るとも分かりません。
その状況の中で、ICT教育の推進が加速していくことは、必然だと言えます。
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